湿気が多いとアレルギーが出やすくなるのは本当です。
湿気はアレルギーの原因になるカビ・ダニを呼び込む性質があります。
暑くてジメジメする夏は特に、カビが活発に活動する季節です。
カビそのものもアレルギーの原因になりますが、カビを餌とするダニもまた、アレルギーの引き金になります。
カビアレルギーはカビを吸い込むことで出ますが、ダニアレルギーは糞やダニの死骸を吸い込むことで症状があらわれます。
つまり、カビとダニはそれぞれアレルギーが出る原因が異なり、対処法が違ってきます。
対策において共通するのは湿気で、湿気対策をして湿度を下げることで、アレルギーのリスクが抑えられます。
大切なのは室内に湿気がこもる場所を作らないこと、常に風通しを良くしてカビやダニが好む環境を避けることです。
湿度は低すぎても良くありませんが、湿気が多いことがアレルギーのリスクを高め、症状があらわれる原因になるのも確かです。
湿気を減らすとカビの活動が弱まり、空気中に飛散する量が減ります。
ダニも乾燥に弱いので、換気をしながらこまめに掃除機をかけたり、布団を布団乾燥機で乾燥させると効果的に対策できます。
布団を叩くとダニの死骸が飛散するので、ホコリを払うときに死骸を吸い込まないように注意です。