中国との連携で進む効率化

射出成形用の金型を専門とする工場「有限会社津島」さん。今回は、中国の工場と連携することでもたされているメリットについてお伺いしました。

立花さんー 現在は、中国との連携はすごくうまくいっていて、安定して部品を納品してもらっています。

中国には、金型の中身の製造部品の「入子」という部分を製造してもらっていて、国内ではその入子を入れるベースとなる部分の「モールドベース」というベース部分を製造しています。

モールドベースに入子をはめ込んで、突合せて、あたりの確認を行います。この際に、隙間があったりしてしまうと、その隙間に樹脂が流れ込んでしまい、製品にならないんです。ただ、中国では入子単体で突合せを行っていますので、今まで大きな修正を行ったことはありませんが・・・

この入子を中国に発注することで、早くて正確になります。もちろん、コスト面も、日本国内で外注するよりも抑えることができます。

中国といえばあまり正確というイメージがないのですが・・

一般的にはそういうイメージがあるかもしれませんが、機械加工に関しては、日本よりもはるかに優れた技術を持っていて、スピードももちろん早い上に、精度も高いんです。

こちらが設計を間違えない限りは、5/1000mmという仕上がりで上がってきます。これは驚異的な数字です。

三次元測定機で検査してから日本に出荷されるので、その精度はピカイチです。社内には測定器が無いので、どうしても機械精度のみの加工になってしまいます。

そういう面を考えても、中国との連携がうまくいっていれば、津島からもお客様にスピーディーに納品できて、お客様にもメリットばかりだと考えています。

ーありがとうございました!

編集後記

筆者の勝手な中国のイメージでしたが、もうそれは古いものでした。海外との連携に着手し、他企業との差別化をしっかり図っている津島さんに感銘を受けました。