第三者目線からチェック「検査部署」のある工場

今日お話をお伺いしたのは、精密部品の加工を専門とする工場「成光精密」さんです。今回は、検査部署を設けていることについてお伺いしました!

思い込みの不良を無くしたい

成瀬さんー以前、取引先の営業さんが弊社の工場を見学に来たことがあったんです。そこで言われたのが、「町工場で、検査を部署を設けてしている所は珍しいですね」ということでした。

確かに、町工場では多くの場合、職人さんが作ったものをその職人さんが検査するということが多いんです。成光精密でも、昔はそうでした。

ただ、今は、「製造」は製造の部署で行い、検査は「検査」の部署を設けて別で行っています。作った職人自身ではなく、第三者目線でしっかりと出来上がったものの品質をチェックしています。

やっぱり、自分たちで作ったものを検査すると、どうしても思い込みが出てきてしまうんですよね。「こうやって作ったんだから、こうなっているだろう」っていう。それでは、検査の意味がありませんよね。

だから、成光精密では、検査部署を設け、3Dのモデルデータがあれば、データで三次元測定機で検査までしています。検査機器と人の目で徹底的に検査しているからこそ、不良が少なく、お客さまに安心感を与えられる企業になっていると思います。

お客さまが求めていることは何なのかしっかりと考え、そこに対して設備投資したり、自分たちの技術力を高めていくことには惜しみなく向かっていきたいですね。

自分たちがこれからもっと良くなっていくための投資は、していくべきだと考えています。

ーありがとうございました!

編集後記

「自分たちが作ったものを自分たちで検査するというものは、検査でもなんでもない」という話を聞いて、なるほど。という気持ちになりました。冷静にチェックするには、やはり第三者目線はとても大切なものなんだと改めて実感しました。