平面度0.04mmという依頼にこたえる

今日お話をお伺いしたのは、精密部品の加工を専門とする工場「成光精密」さんです。試行錯誤の結果うまれた、新しい技術についてお話いただきました!

―現在取引させてもらっている企業さんから、依頼が来たんです。その依頼が、「ひずみを極力少なく加工してほしい。平面度0.04mmで」というものでした。

銅を薄くした銅板というものを加工する際は、切削をします。銅は、熱伝導率が非常に高く、切削したときに出る熱でひずみが出てしまうんです。このひずみは、普通に切削すると0.5mmくらいは出てしまいます。それを、0.04mmにおさめるというのは、相当な技術が必要でした。

実際にクライアントさんも自社で挑戦していたそうですが、うまくいかず、私たちのところに相談が来たんです。

銅に両面テープを付けて加工することで成功したのですが、途中で両面テープが飛んでしまうなどのトラブルも勃発・・・。何度もトライ&エラーを繰り返し、なんとか完成まで持っていきました。

それ以来、すこし難しい案件や厳しい案件も積極的に受けるようにしています。できるかどうかわからなくても、とにかく一度チャレンジさせてください!という精神です。

もちろん、うまくいくことばかりではありません。しかし、その中でも、新しい技術が生まれたりすることで、次回へと生かすことができます。

「自分の価値を最大限活用する」という会社の理念のもと、日々、新しい技術習得に向けて、進んでいます!

―ありがとうございました!

編集後記

終始柔らかい口調でお話してくださった成瀬さん。ものづくり初心者の私にもわかるように、難しい専門用語などは、かみ砕いて説明していただきました。「お客様のために自分でできる事はすべてやりたい」という熱い思いを抱えながら日々お仕事されているんだなと何度も感じる瞬間が!この方になら、詳しいことがわからなくても相談してみたくなりますね。