焼き入れや研磨についてのご相談にもお応えします

今回ご紹介するのは、、、

 

社名:有限会社平沼工作所

場所:東大阪市菱江

事業内容:機械部品(丸物)の製造販売

HP :http://www.hiranuma-k.co.jp/sp/summary2.html

今回も今年で40周年を迎えられた東大阪菱江にある加工屋、平沼工作所の平沼ご兄弟にお話をお聞きしました。以前からお伝えしているように、平沼工作所では丸物・長物の加工だけでなく焼き入れ、研摩まで行い完成品での納品ができる体制を整えています。(参考:加工から処理まで一貫してやってもらえますか?) 一貫してお願いできる”加工屋さん”ということで、今までは加工についてお聞きすることが多かったのですが、今回は熱処理屋さんとのやり取りについて詳しくお聞きしました。

加工品を渡して終わりではなく、熱処理屋さんと相談しながら進めます

平沼さん

「加工から処理まで行い完成品で納品できることが平沼工作所の強みですが、僕たちのメインの持ち場はあくまで”

加工”なので、開発や試作などですんなり行かない難しい加工の時には熱処理専門の工場にお願いをして連携を取るようにしています。やはり専門でやられているところは持っているノウハウも全然違いますから、頼るべき時は頼っていち早く形にしお客さんへお届けすることが優先です。といっても、「お願いします」って渡して終わるわけではありませんよ。僕たちが加工したものを熱処理屋さんにお渡しして、返ってきたものを研磨等で仕上げます。工程は違えど同じ品物を形にしているので何かトラブルが生じた時、うまくいかない時にはその原因や対策について相談します。例えば炉にどう置くのか、置くよりも吊った方が良いのか、温度の上げ下げの加減などですね。」

"うまくいかない"のはどんな時?

「難しい加工でなければそこまで相談事も生じないのですが、先ほど言ったような開発や試作など初めての案件、特に細い品物の時や硬い尾材料の時には負荷がかかって割れやすかったり歪みが出やすかったりします。細いものの方が加工が難しそうってのは何となくイメージがつくのではないでしょうか?加工後には寸法通りで問題が無くても、焼き入れをすることで割れたり歪みが出ることもあります。この場合、一概に熱処理のやり方に問題があるとも言えません。さっき言ったように炉への置き方などで解決できることもありますが、前工程である僕たちの加工の段階でやり方を変えることで解決できる場合もあります。歪みや割れの原因は”応力”。その応力を考慮した加工をし、熱処理段階で歪みが出ないよう調整したりと、僕たちは加工屋としてできることを考えて提案し熱処理屋さんと会話をします。また、自社で円筒研磨もできるので、熱処理のあとに研磨によって歪みを解消することも。こんな風に各工程に解決の糸口はあります。きっと正解は一つでもありませんどの工程がダメと考えるのではなく、素材の特性や加工の原理を考えながら解決策を考えるだけですね。だから相談する、提案することを大事にしています。」


加工から仕上げまで一貫して行う中で、各専門工場とも密に会話をし連携しているからこそ、加工屋さんでありながら受けられるご相談の幅が広いのですね。

ー平沼さん、ありがとうございました!

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