Q. 【射出成形型】何トンまでできますか?

今回こたえてくださるのは…

 

社名:有限会社津島

場所:東大阪市川俣

事業内容:プラスチック金型の設計製作

HP :https://www.mold-tsushima.com/

【今回のテーマはこちら】

今月も東大阪のプラ型屋さん『有限会社』津島様を訪問。お客様先でよく聞かれるというのが「何トンの金型までできますか?」という質問。一言で ” 金型 ” と言っても型屋さんによって対応できる幅があるようです。

津島様では何トンの金型まで製作可能なのでしょう?

代表 立花さん 

「弊社内で製作可能なのは金型重量で2トンまでですが、中国の大連にある協力工場では3.5トンまで、同じく珠海にある協力工場では15トンまで製作可能になります。但し、製品の量産をまとめて中国で行うのであれば、という条件が付きます。(※『2トン超の金型を中国で製作し弊社に持ち込むのは不可』) 今のところ(2020/4/2時点)新型コロナウイルスの影響もそれほど受けておらず、中国の協力工場も通常通り動いていますし物流も問題ありません。」

成形したいものが大きければ金型重量が大きくなる、ということでしょうか?

「もちろん成形品のサイズが大きければそれに合わせて大きな型が必要で重量も大きくなりますが、取り数にもよります。成形品1個あたりのサイズは小さいとしても、多数個取りする場合であれあば面積は大きくなりますよね。 ちなみに、弊社で製作可能な金型は成形機で言うと350トンクラスまでに対応するものです。成形機によって取り付け可能な金型のサイズや、型締力というものが決まっています。『何トンまでできますか?』というご質問はこの確認のためにいただくことが多いです。成形屋さんが持っている成形機に合ったサイズ、重量の金型である必要があるので最初に確認いただく事項ですね。」

重量の小さい金型の製作も可能ですか?(たとえば100キロとか…)

「可能です。弊社で普段作っている金型と比較すると小さいものではあります。先ほど『弊社で受けられるのは●トンクラスまで』というお話をしたように、同じ金型屋でも作っている型のサイズやお取引先の業界が異なれば持っているノウハウも異なります。たとえばサイズや重量の小さな金型を作っている会社であれば高精密な加工が特にお得意だったり。このため、精度の要求が1/1000ミリ単位の超高精密金型となると他にもっと専門でやられている工場がいらっしゃるかも…というのが正直なところですね。とはいえ、製作自体は可能なのでご相談先が見つからずお困りの際は一度お気軽にご相談ください。」

【Q&A まとめ】

Q:【射出成形型】何トンまでできますか?

A:弊社工場で製作できるのは2トン、大連の協力工場では3.5トンまで製作可能です。 成形までされる場合は、珠海で15トンまでの金型の製作もお受けできます。

ー津島さん、ありがとうございました!

今月の津島】

環境問題について頻繁に取り上げられ、『脱プラスチック』とも言われる中、プラスチック製品に携わる一企業として生分解性樹脂の研究を進めています。まだ詳細をお伝えできる段階ではないのですが、商社さん、原料屋さん、そして私達金型屋の3社で話は進めていて進捗としては順調です。今年に入ってから本格的に始動したこのプロジェクト。夏頃には取り組みとしてご紹介できそうです。

Back to top