最近カフェなどで紙製のストローに出会うことが増えました。「環境に優しい素材で…」という文言もよく見かけます。実生活で実感することが増えたのが最近という印象で、そんなに前から取り組まれていたことだとは正直知りませんでした…
藤田様
「一般消費者のレベルだとそうだと思いますよ。単純に今の材料を生分解性樹脂に取り替えたらOKという話ではなく、材料が変われば従来の方法ではうまく成形ができないこともあります。新しい型が必要、製造に時間がかかるということはコストがかかるということです。しかし、年々、環境への配慮が高まっており、コスト削減を実現しながら、生分解性樹脂化が少しずつ進んでいくと思います。僕たちも含めものづくり企業にとっては自然環境を守る、害さない方法を考えるというのは決してここ最近の新しいテーマではなくて、『とっくに取り組んでいること』ではないかと思っていて、今後もその取り組みを更に進めていきます。」
代表 立花様
「全部を一気に変えることは不可能なので、コツコツ取り組むことが大事だと思っています。まずは大量に消費されるもの、かつ、使い捨てになっているものが自然に還るように変えていくことから。現在は医療業界や食品業界がご提案先の中心になっています。生分解樹脂で形にしたい時に困っている企業があれば、僕たち金型屋にしかできない提案で力になりたいと思います。」
津島様、今回もありがとうございました!