「ニットフェンス」グッドデザイン賞2019受賞!

ひし形金網の製造加工会社、共和鋼業株式会社の森永様にお話をお聞きしてきました。(共和鋼業株式会社様 https://www.kyowakogyo.net/)

先月『Nitfence(ニットフェンス)』がグッドデザイン賞2019を受賞されました!おめでとうございます!!

今回はそのニットフェンスについて教えていただきました。

(販売:株式会社ニッケンフェンス&メタル様 http://www.nfe-kenzai.co.jp/)

 

▼こちらがニットフェンスです。

ー従来のフェンスとは何が違うのでしょうか…?

「一つは構造。ニットフェンスはネット部分がフレームと一体となっていて巻くことができるので、施工の際はすだれのように下ろして横をパーツで固定するだけ。最小パーツで施工が簡単な他、輸送コストダウンに繋がります。そしてもう一がデザイン。皆さんがイメージする金網フェンスって単色ではないですか??」

(確かに…。緑だったりシルバーだったり。デザインがあるイメージはあまり無いかも。)

「ニットフェンスは金網の色彩(6色)を自由にカスタマイズし、ツートーンにしたりボーダーにしたりとデザインを加えることができます。」

▲こんな感じです。しましまになってる!

 

ー今までの技術では色を変えることは難しかったのでしょうか?

「いいえ。無かったのは技術ではなく”発想”です。”フェンスとはこういうもの”と思っていたので、考えることもありませんでした。金網フェンスって、二本の線を送り出して編みながら作っていくんです。だから単純にその二本を別の色に変えればツートーンの縞はわりと簡単にできます。この手で作っている網屋にしかできない発想です。ただし、太いボーダーや、3色以上のボーダーにしようと思うと機械を止めながらになるため手間はかかりますが…」

 

ーそれでも敢えて挑戦しようと思った理由は…?

「従来の金網フェンスの需要が減っているので、何か新たな在り方を模索する必要がありました。金網フェンスは丈夫であることが評価される一方で、デザインが古い、パーツが多いため施工も難しいという弱みもあります。そして今では溶接のメッシュフェンスが主流。その中で生き残るために、金網フェンスにしかできないことは何か考えたことが始まりです。製造過程でデザインが加わっていく、ひし形金網のこの工法だからできることで他のフェンスには真似できないはずです。」

 

ー新たな販路開拓の中での『デザイン』への挑戦なんですね!

「はい。まさに新たな販路です。金網フェンスは工業製品の色が強く今までは施工会社への提案がメインでした。しかし、色をカスタマイズできて景観を彩ることが特徴であるニットフェンスは、デザイナーさんに評価され設計図面に組み込んでもらわないことには出番がありません。まだまだこれからですよ!!」

ーニットフェンスを実際に街で目にすることを楽しみにしています!

【編集後記】

共和鋼業様の新たな発想から生まれたニットフェンス。森永さんのお言葉をお借りすると『線の色や網の向きを変えただけ』。できてから知ると確かにそうなのですが、日頃からインテリア業界など他業界への挑戦を考えられているからこそたどり着いたものであるはずです。新たな技術だけでなく、発想から新しいものは生まれる。毎日”もの”とひたむきに向き合う現場でしか出ない発想がある。それを今回の取材で共和鋼業様に教えていただきました!

 共和鋼業様のサイトから、ニットフェンスについてより詳細な情報をご覧いただけます。ぜひサイトでチェックしてみてください!

【この企業へのご相談はこちら】

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